試行錯誤がんばりちゅう。


by heartrock

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さて、2回目。
今回は、WEBサイトそのものの作り方の話でなく、その前の基礎知識の確認です。
WEBサイトを公開するというのは、どういうことなのか?」です。

一般の人がご覧になるWEBサイトの1画面1画面は、基本的にhtmlファイルという形で記述されています。
簡単に言うと、WEBサイトを作成・デザインするというのは、このhtmlファイルを書いて保存する作業とも言えます。
WEBサイトを作る人は、自分のPC上で、このhtmlファイルを書いて、まず自分のPCのブラウザで出来栄えを確認します。そして「完成!」と思ったら、それを世の中に公開できる「WEBサーバー」に設置します。
htmlファイルが完成しても、自分のPC上のフォルダにあるだけでは、人からアクセスしてもらって、それを見せることができません。(当たり前ですが)
WEBサーバーには、IPアドレスとURLが割り振られていて、24時間世界中から、ブラウザを通じて、そのURLへのアクセスがあれば、該当するhtmlファイルを表示するという仕事をします。アクセスした人は、WEBサーバーから戻ってきたhtmlファイルを、ブラウザ上に表示します。

WEBサイトを公開するためのWEBサーバーは、自宅や自分のオフィスに、24時間接続できるインターネット回線(光ファイバーなど)を引いて、同じく24時間、外部からのアクセスを受け付けられるような設定をしたハードウェア(普通のPCでも、サーバー用のもうちょっとハイエンドの機材でもOK)を設置して、自分だけのWEBサーバーを立ち上げることも可能です。
が、多くの場合、そうした手間をかけ、WEBサーバーの調子を自分で監視し続けることは大変です。例えば、近所の道路工事や電気工事で、深夜1-2時間停電するという場合に、その時間中、ずっと見守って待機して、停電の終了とともに、サーバーを立ち上げ直さないといけませんから。
だから、多くの場合、ホスティングサービス(簡単に言うと、レンタルサーバ)を利用します。
立花ゼミのWEBサイトのアドレスは、こちら。
http://www.tachibanaseminar.jpn.org/
そして、このWEBサイトのWEBサーバーは、さくらインターネットという業者の提供しているものを借りています。
業者は、データセンターと呼ばれる、大量のサーバーを安全に管理する建物・部屋を持っています。
写真イメージはこちらです。

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19インチラックと呼ばれる、1メートル四方、高さ2メートルくらいで、多数のサーバを収納できる棚がずらずらっと並んでいます。サーバーを借りるというのは、この中のほんの1台、もしくはその1台の中のごく一部のスペースを借りているというイメージです。
よくある売り文句としては、「関東大震災にも耐えうる耐震構造」「365日24時間の監視体制」「落雷や停電も安心の無停電体制」というものがあります。
そして、このデータセンターは多くの場合、住所も公開されず、入退室も厳格に管理され、室温も比較的低温に一定に保たれた環境を維持しています。

立花ゼミのWEBサイトが格納されているWEBサーバーも、きっと上記のような環境の中にあります。
日本国内ではないかもしれません。カリフォルニアあたりだったりして。

さくらインターネットと契約することで、そのWEBサーバーの物理的な住所は分かりませんが、そのWEBサーバーに、自分が作ったhtmlファイルや、画像ファイルを設置するためのアクセス方法を教えてもらえます。
そのアクセス方法(FTP)によって、自分のレンタルしたWEBサーバーに、htmlファイル等を設置して、WEBサイトを公開します。

おしまい。
立花ゼミのWEBサーバーの中もいずれ見てみましょう。
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by heartrock | 2010-04-22 15:44 | WEB構築
しばらくの間、WEBサイトの作成と運用に関する基礎知識の記事を投稿していきます。
最初は、考え方のあたりから。徐々に具体的な技術の話に入っていきます。

まず初回は、WEBサイト構築の手順の全体像について。
項目で順に書いていくとすると、こんな感じです。

●誰に向けてなんのサイトを作るのか?
「なんのサイト」というのは、比較的思いつきやすいことでしょう。そりゃ元々何かのサイトを作ろうとしているわけですから、改めて考えるまでも無いのかもしれません。でもより具体的に絶対ゆずれないコンセプトや目的ははっきり文字にして定義しておくことは後々役に立ちます。
難しいのは「誰に向けて」の部分です。大概の場合、「できるだけ多くの人に向けて、興味を持つ人には誰でも!」といったことになってしまいます。それだとサイトのデザインやコンテンツを考える上で、なんの手がかりにもならないので、できるだけ具体的なイメージに落として置くことが大事です。ペルソナ法という手法もあり、アンケートやヒアリング調査から、名前や顔写真までつけた架空のユーザーを何パターンも作成して見るというようなこともあります。
●コンテンツは?メニュー構成は?
上記を受けて、どんな情報を掲載するのかをメニューに分けて考えます。
このとき、想定したユーザー像に対して、価値または魅力のあるコンテンツであるのかどうかを考えていきます。また、そのコンテンツが、ストック型のものであるのか、更新性のあるものであるのかも、確認していきます。多くの場合、「更新性」のあるコンテンツがユーザーに対してより大きな魅力を持つものであり、ストック型のコンテンツは、よほどその情報そのものに価値が出せない限り、繰り返し利用してもらえるようなものにはなりません。はっきり言えば、一度は見てもらえても、二度とは見られない。
●サイトマップの作成
ここからは、若干技術的なことになります。システムの設計をするためのベースとして、ページ遷移図を作ることになります。シンプルな構造のサイトであれば、はしょっても大丈夫かも。
●要求仕様書の作成
これは、エンジニアにシステムの構築を依頼するために作成するもので「要件定義書」と言っても良いでしょう。画面上のどこにどのような入力をして、ボタンをクリックすると、どのような結果が表示されるといったことを具体的に定義します。
この要求仕様書が適確に記述されていない場合、エンジニアとのコミュニケーション齟齬が発生し、納品され運用が開始された後で、トラブルとなる元になります。
多くのシステム開発の場合、この要求仕様書を元に、工数計算が行われ、見積もりが出されてくることになります。
特に動的なコンテンツがないようなサイトの場合は、不要です。
●デザインの作成(html化)
最初に考えたコンセプトや誰向けのサイトであるのかということを元に、デザインコンセプトも決まることになります。
WEBサイトのデザインを行う人の工程も、一応大きく二つに分かれます。
いわゆるデザイナーそのものと、デザインをhtml化するコーダーという工程です。
小さなサイトであれば、全てを一人のデザイナーが行うことも可能です。
画像・動画等の素材を、WEB画面を記述するhtmlとcssやjavascript等の記述言語によってレイアウトしていくことによってWEB画面が記述されます。
最近は、有用なツールソフトが多数存在します。
●基本設計・詳細設計
要求仕様書に基づいて、エンジニアが設計を行います。
多くの場合、この設計段階の工程から、有料の工数見積もりの対象となります。
要求仕様書と基本設計・詳細設計書をドキュメントとして残すことによって、将来的な改良・改修や、担当の引継がスムーズにできるようになります。
逆に、これらのドキュメントがない場合、将来的な問題が多発することになります。
●インフラ環境整備
アクセス数や負荷を想定し、ハードウェアとしてのサーバ環境を確保します。
さらにソフトウェアとして、OSやWEBサーバー、DBサーバ、プログラムを稼働させる環境を用意します。
多くの場合、ホスティング会社に、サーバ環境をレンタルします。この場合、最初から上記のソフトウェア環境は用意されており、利用者は、htmlファイルやプログラムを配置するのみで、WEBサイトを公開することができます。
ちなみに立花ゼミのHP環境はさくらインターネットです。
●開発
基本設計・詳細設計に基づいて、エンジニアがプログラムを行います。
例えば、検索する機能や、投稿する機能、会員登録と編集削除機能といった動的に表示を切り替えるような部分は基本的にエンジニアによってシステムが組まれます。
●テスト
一旦完成したシステムを、テスト要員が、テストを行います。
テスト要員を特別に用意はせず、発注者やエンジニア自身が総出で行うことも多々あります。
ここで、要求仕様書通りに動かない部分を発見したり、細かなプログラムのバグを発見し、修正作業を行います。
この段階にいたって、実は要求仕様書に記載されていないが、どうしても必要な機能などが発覚すると、公開予定日の延期や、再見積もりといった問題になります。というか、大問題ですね。
●公開
めでたく公開です。
そして、ここから運用、更新が始まります。
アクセス数の推移なども気になりますので、それをウォッチする体制も作っておきましょう。

以上、次回は、立花ゼミHPのサーバ環境についてより詳細にお話を。
いや、htmlについてか?
考えます。
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by heartrock | 2010-04-20 14:18 | WEB構築